点字について
「目が見えない」と聞くと、「点字」が頭に浮んで来る人が多いと思います。実際私も点字を使ってメモをしたり、切符を買うときなど点字とは密接に関わっています。
しかし、最近の視覚障害者は、3万人くらいが点字を読み書きしていると言う報告がありました。今失明した人は、全部で30万人ですから、1/10しか点字を読み書きしていないことになります。それはとても残念なことですが、点字を知らなくてもパソコンなどを使って墨字(視覚障害者の世界では平仮名・片仮名・漢字・英数などの文字をこんな風に呼んでいます。)が簡単に書けますし、健常者のやり取りは、メールで出来るようになりましたから、「必要のない文字」と言われてしまえばそれまでです。でも、点字を知らなければ、切符も買えませんし、カラオケで歌うときなど、やっぱり読めた方が良いと個人的には感じます。糖尿病で失明した人などは、手の痺れが症状としてありますから、「点字を勉強しなければ」と思ってもなかなか難しいです。寧ろ、点字を使わなくても日常生活で周囲の助けがあれば何とかやっていけるような気がします。例えば、切符を買うときは周りの人や駅員の方々にお願いするとか、カラオケも読んでもらうとかそういう風に考えると、周りの方の体節さを実感します。
最近、小学校でお話することがあります。それは、4年生の教科書に点字について書かれています。彼らが大人になった時、「点字の読めない人が多い」と知ったら不思議に感じるかもしれません。
やっぱり個人的にはもっと点字が普及してくれればと祈るばかりです。
「点字を習いたい」と言う人はかなり多いです。「でも、どこでどうしたら点字を勉強したら良いか分からない、ホームページなどあったら教えて」と聞かれることも度々です。
私がお勧めしているページは、
点字を打つための道具ですが、点字板とか、点字定規と呼ばれています。点字を打ってみたいと思われる方は東京の高田馬場にある
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2003/08/15 玉橋友晴
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